ゼミナール

「用と美」ゼミナール

大熊千賀さんの「収納講座」 ④

片付いた部屋を素敵に見せるコツ

2016年4月28日更新

前回は「自分を輝かせるクローゼット」と題しお伝えしました。
いかがでしょう? 毎日のコーディネートが楽になり、
出かけるまでの時間が短くなったと思いませんか?
気に入ったお洋服でモチベーションが上がり、お友達に「最近変わったね!」なんて
嬉しい言葉を投げかけられた方もいらっしゃるのでは!?
シリーズ最終回は、モノが片付いた後の素敵なお部屋づくりのご提案です。

センスがないから無理!ってあきらめていませんか?

インテリアの飾りや模様替えを考えるのは好きですか?
雑誌には素敵なインテリアがたくさん!
「これもいい」「こっちも素敵!」なんて楽しんでいらっしゃるかもしれません。
ただ、「さあ我が家へ!」と思ったときに、
「結局自分はどれを選んでいいのやら……」という悩みを持ったことがありませんか?
考えても結局決められず、そのまま先延ばしになるなんてこともあるでしょう。

私は学生のころは模様替えが大好きでした。
自分好みのカーテンやクッションカバーは高くて買えないのでつくっていました。
クッションの中身は着なくなったセーターやトレーナーを使っていましたね(笑)、 懐かしいです。

大人になって買えるようになると、なぜかどれも素敵で結局どれを選ぶか決断できなくなっていました。なぜでしょう?
私は「センスがない」って思っていたからです。

あなたも、「値段が高いから」「センスがないから」という理由で、
飾ったり、模様替えしたりすることをあきらめていませんか?

そんなに固く考えずに自分の「好き」を見つけて、自分の「好き」を取り入れた、
あなたらしい心地よいお部屋にしていきましょう。

あなたの「好き」を見つける方法

あなたの好みはどんな感じですか? どんなテイストが好きですか?
それが分かれば苦労はしませんね(私がいつも思っていたことです)

でも、実は自分の「好き」を見つけるのは意外に簡単なのです。
まずは家にあるすべてのモノの中から「大好き」なモノを集めてください。
カーテン、洋服、カバン、アクセサリー、ハンカチ、何でもOKです。
「好き」なモノ達には共通点があります。具体的に挙げてみましょう。

例えば、
①丸みがある
②色に統一感がある
③テイストが似ている
④キラキラしている
といった具合です。

なんとなく「好き」が見えてきましたね。

ちなみに、これが私の「好き」です。イメージが分かりますか?

その「好き」のタイプを一つに決めて、似たものを飾ったり揃えたりしてみてください。
まずは小さいスペースに置いてみると、アッという間に
そこがあなたの「好き」の集まりになっていますよ!

好きなモノが集まらなかった方は植物を集めてみて下さい。
植物で大抵の方は癒されますし、インテリアとしてもオーソドックスでまとめやすいでしょう。

モチベーションが上がる飾り場所

飾るのは、自分が一番長くいるところから見える場所を選んでみましょう。

ソファーに座って見える場所。
キッチンに立って見える場所。
ダイニングの椅子に座って見える場所。
家に入った時や部屋に入った時に見える場所もいいでしょう。

私はココ!
キッチンに立った時に見えるこの場所です。
家族の顔が見えます。ベランダのお花が見えます。明かりがさします。
ダイニングの椅子に座ってもいい景色です!
ダイニングの椅子からだとご近所の春のお花がきれいに見えますし、クリスマスには我が家とご近所のイルミネーションが交ざって光り、とてもきれいなんです。夜になってもカーテンはレースだけにして光を楽しんでいます。

そこから見える場所に先ほどの自分の「好き」があればどうでしょう。
好きなモノがいつも見えて、モチベーションアップです!

グリーンを飾っているあたりに飾るとずっと見ていられます。

素敵に見える飾り方

「好き」が集まっただけでもうれしくなりますが、より素敵に見えるように飾りましょう。
飾るときには三角形を意識してみると素敵に見えます。

三角形を意識しました。正三角形でも二等辺三角形でもいいのです。

手前から見て三角形にすると、バランスが取れます。
次に空間を少し開けてみましょう。

空間も飾りの大事な要素です。

上から見て三角形を作ると奥行きが出ます。

いかがでしょうか? 少しモノの見え方が変わりましたでしょうか?

たまには旦那様やパートナーの「好き」をその方のよく見る場所に集めてあげて下さい!

第1回にも書きましたが雑誌や誰かと比べたり真似したりするのではなく、
自分や家族がホッとする、充電できるような心地よい部屋づくりをしてみてください。

4回に渡り、ご覧いただきありがとうございました。
まだまだ伝えられないことはたくさんありますが、
ひとつのスペースがキレイになれば「笑顔」が生まれます。
整理・収納すればするほど、笑顔が増えます。
そして、家族みんなが家にいて心地よく、笑顔がたくさん訪れますように。

Column

"笑顔収納"をテーマに連載した、大熊千賀さんの収納講座を終了します。収納というと、片付けることだけを目的にしてしまいがちですが、大熊さんが提唱するのは、収納してキレイになることで家族や自分自身に「笑顔」が生まれ、暮らしがより楽しく、素敵になるという考え方とスタイルです。そのためには、自分たちが「どう暮らしたいのか」という意識を持つことが大切だと感じました。 日々、生活する中で〝笑顔収納″を実践し、自分らしい暮らしをつくっていきましょう。

大熊千賀 Chika Ohkuma

「快適な部屋で暮らしたくてもすぐに散らかる」「探し物が絶えない」という矛盾を解明するために、整理・収納の理論を学ぶ。その結果、トンネルから抜け出したように生活が一変し、快適な暮らしに。自身が体験した素晴らしさを伝えるために「暮らしStyle」を立ち上げ、整理収納のプロとして活動を始める。
片づけ苦手目線、三児の子育て経験、顧客宅での豊富な整理収納経験に裏打ちされた収納サービスやセミナーが好評。
一般社団法人ハウスキーピング協会 整理収納アカデミアマスター、整理収納アドバイザー1・2級認定講師、整理収納アドバイザー1級、一般社団法人十人十色の部屋づくり推進会 ルームスタイリスト・プロ

●オフィシャルウェブサイト「暮らしstyle」http://www.kurashi-style.net/

開校記念
特別講座住むことは、生きること。探検家 関野 吉晴氏

ようこそ、マリモリビングオープンキャンパスへ学長メッセージ 開校のごあいさつ