ゼミナール

「五感インテリア」ゼミナール

タニク観察日誌 ⑥

~タニクで新春をお祝い~

2017年1月5日更新

タニクで、ハッピー!

小物の箸置きは「用と美ゼミナール」モノ探訪①でご紹介した水引です。

多肉植物で初春を楽しむ

新春には門松、床の間には生け花、と
正式なお正月のしつらえをしたいけれど、
住まいによっては難しい場合もあります。
そんな時、手間も場所もとらない
多肉植物
を楽しむのはいかがですか?
華やかなもの新春を想像させるもの。
思わず笑顔がこぼれてしまいそうな、
そんなタニクを探してみました。

緋牡丹 —— まるで初日の出のような

力強い大木にさしかかる太陽のようです。なんとも縁起がいい感じ。夜道を照らす松明か、キャンドルの灯火のようにも見えます。赤い色がお部屋の中にひとつあるだけで、パッとにぎやかな印象になりますね。玄関まわりに置いて、お客様をお迎えするのにもおすすめ。

ちなみに「緋牡丹」は上の赤い部分だけのこと。葉緑素がないので、柱状のサボテンに接ぎ木して育てます(通常はすでに接ぎ木した状態で売られています)。
大きく育てたり増やしたりするのは難しいので、買った時の姿を楽しみましょう。

◆ミニ・ポイント

高温多湿が苦手。直射日光と雨を避ける。
冬は室内の日当たりの良い場所に置く。
冷暖房が直接当たらないように注意。

ハオルシア —— ミニ門松をお部屋に

前回、「ハオルシア」にはガラスのような「窓」があるタイプとないタイプがあると紹介しましたが、こちらは「窓」がないタイプ。とがった葉っぱが重なっている様子が、ふと松の枝を連想させます。盆栽というほど本格的じゃなくても、気軽に「和」の風合いが楽しめそう。2つ並べて門松がわりにいかが?

◆ミニ・ポイント

直射日光を避け、窓辺の明るい場所で育てる。
ある程度湿度を好むので、土が乾いたらたっぷり水やり。
冬は生長が止まるので、水やりは控えめ(月一程度)。
小町 —— 雪景色を楽しむように

こちらは、屋外の木に雪が降り積もったような可憐な姿。上の「緋牡丹」や「ハオルシア」と組み合わせて、お部屋の中にミニ雪景色をつくってみるのも楽しいですね。「ノトカクタス属」と呼ばれるサボテンの一種で、その姿形は千差万別。きっとお気に入りの株に出会えるでしょう。

◆ミニ・ポイント

年間を通して、日の当たる室内で育てる。
夏型なので、夏は土が乾いたらたっぷり水やり。
冬は休眠に入るので水やりはストップ。

エケベリア —— 大輪の花の風格

年末になると葉牡丹が出回りますね。昔はお正月に、あでやかで縁起のいい牡丹を飾っていましたが、現代ではより安価な葉牡丹が普及したようです。葉牡丹の花言葉は「祝福」。エケベリアも種類がたくさんありますが、まるで大輪の花のように葉が重なるのが特徴。冬でも雪や霜がなければ、戸外に置くこともできます。

◆ミニ・ポイント

日当たり、風通しの良い場所で育てる。
葉っぱがしわしわになったら水やりを。
紅葉したり、花が咲くタイプも。
リトープス —— おちゃめな合唱団?

まるで大きな口をあけてトリオで歌っているような姿に、思わずほのぼのとします。リトープスは、肥大した対の葉がまるで石のようにも見えるので「生ける宝石」と呼ばれることもあるとか。いろんな色や種類があり、季節によっては、二つの葉の間から花が咲くこともあります。

◆ミニ・ポイント

年間を通して、日の当たる室内で育てる。
蒸れに弱いので、ファンで送風すると効果的。
夏が休眠期なので、水やりは控える。

いかがでしたか?

昔から日本には、和歌や俳句など、何かを他のものになぞらえる
「見立て」という表現技法がありました。
タニクも、あなたならではの「見立て」で、
季節ごとに楽しむ方法がまだまだありそうです。
お気に入りのかわいいタニクと一緒に1年を楽しみましょう!

Column

水栽培でタニクを育てる!?

タニク好きの友人Rさんから、驚きの写真が届きました!
なんと、タニクを水栽培しているというのです!
今まであれほどこのサイトでも「水やりは少なめに」と言ってきたのに・・・。
Rさんいわく「最初は土に植えていたけど、水の加減がわからず元気がなくなったので、水栽培に切り替えたら、生き生きした」とのこと。

調べてみると、確かに水栽培も可能だそうです。
そもそも多肉植物の葉がぷっくりしているのは水分を含んでいるから。湿った土で根腐れするよりは、水栽培という選択肢もあるようです。ただし水に養分はないので、大きく育てるのには不向きかもしれません。

◆水栽培のポイント

最初に根を短く切り落とすこと。(水栽培に適した根を生やすため)
根の切り口は水面ギリギリに着くぐらいに。
葉は水に浸からないように。

☆ためしに自分でも今、実験中です! また機会があったらご報告します。

ようこそ、マリモリビングオープンキャンパスへ学長メッセージ 開校のごあいさつ