ゼミナール

「五感インテリア」ゼミナール

タニク観察日誌 ④

~サボテンの植え替え~

2016年4月1日更新

タニクが、チクタク。

サボテンも、多肉植物です。

タニクって、いろんな種類があって
知れば知るほど、奥深い世界に引き込まれます。
サボテンも、タニクの仲間です。
チクチクするトゲがあって、幾何学図形の姿で、
人間界とは違う時間をゆっくりと刻んでいるよう。
今回は、サボテンを好みの器に植え替えして
インテリアとして楽しむ方法にチャレンジ!

サボテン事始め

「サボテン」って何語なのでしょう? 英語では「cactus(カクタス)」、漢字では「仙人掌(せんにんしょう)」「覇王樹(はおうじゅ)」とも表記されます。そもそも、サボテンが日本に持ち込まれたのは16世紀後半、鎖国貿易の時代。南蛮人がウチワサボテンの切り口で、住居や衣服の汚れをふき取り、樹液をシャボン(石鹸)として使っていたので、「まるで石鹸のような」という意味で「石鹸体(シャボンてい)」と呼ばれるようになったとする説があります。ということは、外来語由来の日本語なのですね。

サボテンの育て方のポイント

今回は、お店で買ってきたサボテンを、好みの器に植え替えてみます。その前に、サボテンの育て方と植え替えのポイントをチェックしましょう。

育てるのは、日当たりと風通しの良い場所で。

→ ほかの多肉植物と同じです。

水やりは、春~秋には6~10日に一度、たっぷりと。
休眠期の冬は控えめ、または断水。

「水がなくても育つ」は間違い。
あげる時はたっぷりと、それ以外は乾かし気味に、というメリハリが必要!

植え替えは春と秋の生長期直前がベストシーズン。

春は4月下旬~5月下旬ごろ。
秋は8月中旬~9月中旬をめやすに。

株の周囲のサイズより、一回り大きな鉢に植え替え。

→ 器が大きすぎると、土が乾きにくく、根腐れの原因となります。

サボテンの植え替えレッスン

①準備するもの

  • サボテン・多肉植物用の土
  • 肥料/サボテン用の化学肥料
  • パミス/化粧石・軽石
  • 器/ガラス・アルミ・陶器など好きなもの
  • ピンセット/植え込みの時に使う
  • スプーン/スコップの代わり

②土をほぐして根を整理

マミラリアの株。トゲに気をつけて、買ってきた器から出します。

根元をピンセットで押さえて、土をほぐして、根を整理。長すぎる根はカットしてもOK。

③好みの器に植え替え

好みの器に土を少量入れ、化学肥料を元肥としてパラパラ入れます。

ピンセットで株を持ち、位置を決めて土を入れます。

できあがり。

④ワンポイント

トゲが鋭い場合は、手を傷つけないように軍手などでガードします。

トゲが美しい金盛丸(キンセイマル)。お好みで、土の表面にパミスを入れてもOK!

サボテンでインテリアを演出

書斎の一角に、タニクコーナーをつくる。
ビーカーやガラスの器を使って、理系インテリア風に。
ミネラル(鉱石)などのコレクションと一緒に、
ちょっぴりマニアックな空間を演出。

キッチンなどの一角に、小さな器をちょこん、と置いてアクセントに。
※日当たりが悪い場合は、何個かの鉢をローテーションするなど、日に当てる工夫をしてください。

PHOTO GALLERY

このタニクに注目 !

ユーフォルビア/黄刺 エノプラ

一見、サボテンに見えますが、これはユーフォルビア属という別の多肉植物。
見分けるコツは、サボテンにはトゲの根元に白い刺座(しざ)がありますが、ユーフォルビアにはなく、体から直接トゲが生えています。ユニークで多彩な種類があります。

Column

タニクのお引越し

このコラムの連載中に、助手なかむらは引越しました。
たくさんの小さな多肉植物をどうやって運ぶか悩みました。

そこで、丈夫で形がはっきりした紙袋を用意して・・・

食器を包む緩衝材でひとつひとつ包んで、隙間ができないように詰めて並べました
(上から見たところ)。

四苦八苦した後で、もっといいアドバイスがマリモリビングに掲載されました!
鉢植えの引越しについて、詳しくは近藤典子さんのすまい相談室(3月)をご覧ください!

ようこそ、マリモリビングオープンキャンパスへ学長メッセージ 開校のごあいさつ