ゼミナール

ゼミ主幹の談話室①

ゼミナールを担当する助手さんたちとゼミ主幹との、
取材ウラ話、こぼれ話、よもやま話。

今月の談話のお相手:なかむら助手(「五感インテリア」担当)

テーマ:小さな生き物と暮らす

2015年9月30日更新

主幹
寄せ植えした多肉植物が枯れたというウワサを聞きましたが……
なかむら
はい〜 ゼミのタイトル通り、毎日観察していたにもかかわらず、梅雨のある日、
突然白いカビがもこもこっと。
主幹
それはショックでしたね。しかし、毎日観察していたにもかかわらず?
なかむら
タニクって、生きているのかどうか、わからないんですよ!
主幹
ハハハ それは観察も大変だ。しかし、いきなり多肉植物の寄せ植えに走ったのが無謀だったんじゃないですか? まず多肉植物の生態を机上でしっかり学んでから、というのが学問の王道では。
なかむら
一応、タニク関係の本を15冊読んでから寄せ植えに挑んだんですけど…。
共通して書いてあるのが、日当りのいい場所で風通しをよくすること、水をやり過ぎないこと。そのサラッと1行で書いてあることが、いかに難しいか! 私は身を以て知りました。
日当りはできるけど風通しは難しいんです。日中はまずいないので・・・ エアコンを入れっぱなしにすると温度が下がるし・・・
主幹
本にさらりと書いてあることの中に矛盾がある、と。
なかむら
唯一わかるようになってきたのが、葉っぱに精気があるかないかということ。
本には10日おきに水をやりましょう、なんて書いてありますが、種類によって精気が違うので、そこは自分の観察をたよりに水やりするようにしています。
こんな私が「タニク観察日記」なんて担当してよかったんでしょうか……
主幹
いやいや、実は私も、鉢植えを育てるのはちょっとした自信があるのですが、多肉植物の中で一番美しいと思って購入した"オブツーサ"別名"雫石"ですか、あれをあっという間に枯らしてしまったことがある。光は十分に当てたのだが……
なかむら
あれは、主幹! 半日陰の方がいいらしいですよ。葉っぱが透明で他のタニクより光を吸収しやすいからです。藤田雅矢さんの『ひみつの植物』にもそう書いてありました。私のオブツーサはまだ生きてますよ。
主幹
ほら、知識はなかなかのものではないですか、なかむら助手。自信をもって「タニク観察日誌」を続けてください。
なかむら
でも、可愛いですよ。タニクたちのために、私、部屋のレイアウトを全部変えましたからね。窓辺の一等地にベンチをひとつ置いて、いざとなったらすぐに撮影できるようにサイド机を置いて。実は近々引っ越しを考えているんですけど、タニクを中心に間取りを選んでいますから。
主幹
小さな生き物に左右される暮らしはなかなかいい。もうひとつの担当ゼミ、「温故知新」にも小さな生き物が出てくるようですが、この秘話については、また次回。

(2015年9月 新月の日に)

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